会社員のうちにやっておくこと

会社員のうちにやっておくこと

会社員のうちにやっておくこと

 

【とにかく金を貯める】

 

商品を仕入れる。店を借りる。電気代を支払う。生活する。開業だけでなく、生きるためにはお金がかかります。

 

会社員は働いた時間だけ給料がでます。残業手当や有給だってあります。自営業はそうはいきません。

 

会社員であるうちにできること、しておくことはいくらでもあります。

 

ここでは貯金をはじめ、会社員のうちにやっておくことをお教えします。

 

 

 

【今の会社で頑張ってみる】

 

 

俺はいつか自分の店をもつ。今の会社は給料をもらうためだけに行っている。

 

このアルバイトは金のためにやっている。だから時間が過ぎるのを待っている。いかに楽をするかしか考えていない。

 

その気持ちわかります。わたしもそうでした。

 

深夜、セルフのガソリンスタンドで働いている時、とにかく楽をすることばかり考えていました。

 

「セルフで安いんだから店員にサービスを求めるなよ・・・」

 

そんな屁理屈をつけていました。一人で店番なのをいいことに、立っていろと命じられているのに勝手に座ったり、居眠りばかりしていました。

 

一時間の休憩なのに寝過ごして、三時間が過ぎてしまったり。その間、店は照明が消えて真っ暗。お客様が来ても給油できません。本当は24時間営業の店なのに・・・。

 

ある時、そのガソリンスタンドがリニューアルしました。コーヒーショップを併設することになったのです。

 

アルバイトは全員、一時的に雇用契約が解除されました。新店がオープンするとき、同期の人間は新店舗で雇われ、わたしは雇われませんでした。

 

いま考えれば当たり前です。上司に指示されたこともちゃんとやらず、さぼることばかり考えている。客から苦情が来る。そんな人間を再雇用しようとは思いません。

 

もしも、わたしがどこかで働くことになったら今度は全力で頑張ります。一生懸命、働きます。

 

あなたのことを必ず誰かが見ています。頑張ればいつか報われます。それに全力で挑戦すれば、自分の限界も見えます。仕事の壁を越えれば、実力も向上します。

 

コンビニのアルバイトから店長に抜擢されるかもしれません。正社員に登用されるかもしれません。あ、ブラック企業は除きます。体や精神を壊すまで働けってことではありません。

 

今いる場所で頑張ってみる。上司や同僚に認められる。会社を辞めるとき多くの人に引き止められる、惜しまれるくらいのアナタになってください。

 

なにより、いま頑張れない人間がいつか頑張れるとは思えません。

 

この考え方は、和田一郎さん著僕が18年勤めた会社を辞めた時、後悔した12のことが参考になります。

 

 

 

【趣味と実益を兼ねる】

 

クレーンゲーム

 

わたしには趣味と実益を兼ねている知人がいます。

 

彼はゲームセンターのクレーンゲームがとても得意。プライズのフィギュアをワンコインで取ってしまうほどの腕前です。

 

プライズフィギュアは質感や完成度はメーカー品に及びませんが、立体化がとても早いのが特徴。さらにメーカーが立体化しないキャラクターもいち早く作ります。景品なので一般販売も基本はされません。そのフィギュアが欲しいファンは、メーカー製フィギュアが買えるほどの代金を出します。

 

首都圏に住む彼は、ゲームセンターでゲットしたプライズフィギュアを秋葉原のレンタルケースで売っています。キャラクターによっては、5000円でも飛ぶように売れていくとのこと。

 

まさに趣味と実益ですね。

 

 

 

【医者に行く。健康になっておく】

 

 

リアル店舗をもつと、営業時間は店から動くことが難しくなります。雇われているあいだに、治療に時間のかかる歯医者などに行っておきましょう。

 

商売人に必要なものは以下の3つ。

 

・健康
・やる気(情熱)
・お金

 

です。

 

 

 

【一万時間の法則】

 

 

音楽家。
芸術家。
漫画家。

 

世の中でプロと呼ばれる人は「一万時間以上」そのことに費やしています。

 

一万時間以上、時間をかけることであなたはプロになれます。

 

あなたがリアル店舗を持ちたい、好き、扱いたい商品に一万時間を使いましょう。ここで重要なのは「好きでもない」「興味のない」ものに手を出さないこと。

 

時間は有限です。無駄なことをしている暇はありません。

 

好きという気持ち、やってみたいという興味があれば、いつか成功します。成功するまであきらめないから。

 

稼げる、儲かるから・・という打算的な気持ちだけで商売に手を出すと、少しの失敗でも心が折れてしまいます。

 

たとえば・・・プラモデル屋をはじめたければ、ある程度のプラモデルを作れる腕が必要です。

 

会社から帰宅、休みの日はプラモデルを作りましょう。ラジコンショップなら操縦の腕を磨きましょう。

 

売れる美少女フィギュアの目利きを身につけたいのであれば、じっさいに仕入れて売ってみましょう。

 

 

 

【クレジットカードを作っておく】

 

 

自営業はいわば無職。ローンも組めなくなると思っておきましょう。

 

まあローンもクレジットカード(クレカ)も借金なので、使わない、借りないにこしたことはありません。

 

ただ、クレカは現金で払うよりポイントや特典がついたり、海外旅行で重宝します。

 

自営業でもわたしが作れたクレカは楽天カード。自分の買い物だけでなく、仕入れにも役立っています。

 

 

 

【今のあなたの現状は、過去のあなたが作ったもの】

 

 

野口嘉則著、完全版 鏡の法則に「原因と結果の法則」と「必然の法則」が紹介されています。

 

「原因と結果の法則」とは、結果には原因があるという考え方で、あなたの現状(結果)は過去のあなたの心に原因があります。

 

いまのあなたの現状は、あなたの心が映し出した鏡なのです。

 

「必然の法則」では、日常のトラブルや問題は、あなたに何か大切なことを気づかせてくれるために起きています。

 

だから、トラブルや問題が起こるのは必然です。

 

ゆえにあなたに解決できない問題やトラブルは起きません。問題から逃げずに前向きに取り組めば、あとから「あの問題が起きてよかった。おかげで・・・」と言える恩恵がもたらされるのです。

 

 

 

【開業資金よりも大切なこと】

 

営業許可証

 

カードショップ、雑貨屋、フィギュアショップ、プラモデル店、おもちゃ屋。これらは物を仕入れて売ることで利益をいただくのが基本です。

 

開業というと「開業資金」ばかりを気にする人がいます。

 

確かにお金がなければ何も始めることはできません。でも、ちょっと考えてみてください。ここに500万円あります。あなたは300万円をかけて店を借り、什器を買い、商品を仕入れ、念願のホビーショップをオープンさせました。月の家賃と光熱費は合計で10万円とします。

 

もし店に客が来なかったら。来ても売れなかったら。それでも商品の仕入れ代金、家賃、光熱費の支払いは待ってくれません。そして、あなたは生活もしなければなりません。残った200万円で、どれだけ生活できるでしょうか。切りつめても1年といったところでしょう。

 

どんなに素敵な、どんなに立派な店をオープンさせても、売れなければ潰れます。儲けがなければ続けることはできません。

 

オープンするための資金は、あくまでも店をはじめるためのもの。店を続けるためには仕入れた商品を売らなければ、売り続けなければいけません。

 

開業資金より、店を続けるための「売る力」が重要なことをわかっていただけたでしょうか。ぜひ会社員のうちに売る力を身につけてください。

 

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