ホビーショップのアンチ対策
【アンチとは】
アンチとは「反○○」という意味。このサイトでは、特定のホビーショップや店長(店員)を嫌う人のことを指します。
嫌うだけなら問題はありませんが、ブログやツイッターに誹謗中傷のコメントを残したり、掲示板に書き込んだり、エスカレートするとブログで店名などを出して直接攻撃する人間もいます。ようは「かまってちゃん」。
アンチの多くが、匿名で影から石を投げてくるのが特徴です。
【アンチの嫌がらせ例】
あるカードショップでは経営が苦しくなり、デュエルスペースを有料にしました。すると、ある少年が「無料に戻せ!」と店主に文句を言ってきました。店主は、このままでは店が続けられないと有料にした理由を話し、少年にわかってもらえるよう努力しました。
その後、その少年は店に来なくなりました。けれど友達に「あそこなんて潰れればいい」と悪口を言ったり、ネットでトレカを安く買って友達にその店より安く売るという営業妨害に等しい行為をはじめました。
とあるホビーショップは、偽のツイッターアカウントで成りすましをされました。
わたしの店では、店に入ってくるなり「オタクショップ、キモイ!」と言って逃げるように出て行った青年がいました。ほかにもブログのメッセージで「あなたの店なんて行きたくない」と送ってきた人もいました。自分からメルマガを登録しておいて「迷惑メルマガが届く!」とブログで発言した人間もいました。
【アンチの対処法】
無視をするのが一番の対処法です。
相手はあなたに構ってほしいんです。あなたが気にする様子をみたり、反応してくれるのが楽しいし嬉しいんです。だから無視しましょう。
ツイッターならブロック。ブログのコメントは削除したうえでブロックします。ツイッターでDM(ダイレクトメール)などすると、スクショされて公開される恐れがあります。無視が一番。
本当に嫌いな人を相手にする人はいません。嫌いな人には近づきません。嫌いな人の存在そのものをなかったことにします。妬みや恨みを持続するのにもエネルギーがいるのです。
それなのに、あなたに絡んでくるということは「あなたに相手をしてほしい」「あなたのことを気にしている」「あなたに心を奪われている」のです。
【あなたが気にすべきはお客様のみ】
どんなにあなたが気を配っても、注意しても残念ながらアンチは生まれます。
でもね、あなたが相手にすべき、大切にすべきは誰でしょう。胸に手をあてて、よーく考えてみてください。
あなたを応援してくれるお客様ですよね。店に来ない、商品を買わない、客でもない人間ではありません。
同じ理由で、店の営業方法などアドバイスを求めるのであれば、買わない人間でなく買ってくれるお客様に聞きましょう。
あなたの時間は、あなたを応援してくれる大切なお客様だけに使うのです。
【あなたに落ち度がなくても攻撃される】
わたしも一目置いているホビーショップがあります。
店長の人柄もよく、好かれ、多くの人が彼のことを応援しています。とうぜん店舗でもネットでも商品が売れています。売上げも毎年伸びています。集客でもお客様とツイッターで仲良くつながっています。
そんな彼とお店ですから、誰からも好かれて嫌がらせやアンチなんて存在しないと、わたしは考えていました。けれど、彼のネット通販で購入しないのに注文を繰り返す嫌がらせをする同一人物が現れたのです。
疑問に思ったわたしは他のホビーショップ店長に意見を求めました。彼の意見はこうでした。
「みせさん、いい人とか好かれているとか関係ありません。ネットの世界では人気がある、目立つ人は攻撃されるんです」
なるほど。有名税みたいなものでしょうか。リアルでもネットでも商売を続けていれば、へんな人に当たるときもあります。あなたに落ち度や責任がなくても攻撃してくるアンチや嫌がらせを楽しむ人間はいます。
気にすることはありません。あなたにとってお客様とは、あなたを応援してくれる人であり、あなたのお店で買ってくれる人なのですから。
【まとめ】
世の中には成功している、やっている人を嫉妬する人がいます。自分がやっていない、結果がでていないのは自分のせいなのに認めない、認められない人がいます。
あなたがどんなに気を配っても、わかろうとしない、わかってくれない人もいます。自分が正しくて、他人が間違っていると考える人もいます。
わたしの店にも、3度来店して、おしゃべりで30分以上居座る人がいて困っていました。もちろん商品は売れません。4度目に来店したときに「店なのでおしゃべりが目的なら友達の家に行ってください」とお願いしたところ、「フザケルナ」と口にして出て行った人がいました。
ホビーショップがすべての人をお客様にできないように、あなたもすべての人と仲良くなることはできません。
商売人ならば割り切りましょう。アンチや客でもない人間に、あなたの大切な心と時間を奪われないようにしてください。